どんよりくもって 今にも降り出しそう そして わたしがTHAVへ着く頃
本格的に降り出した！！！雨、雨
のがれようのない マジ雨
パレードの準備をしたり みなでお昼ご飯を食べたりしながら 雨が奇跡的にやむことをねがっていたけれど どうにもこうにも やまないねえ
Sandy に 歩く絵君刺繍あげたよ！ ふふ かわいい
わたしのTシャツには大きな歩く絵君（ビール）
テストパレード というかたちで 楽にやることにした
撮影隊と歩く絵くんの ロケ というかんじ
でも なんだかいろいろなことがよくわかって この ホーム（THAV）で予行練習ができてすごく良かった！
やる前に抱えていた小さな不安はすべて吹き飛んで わたし 大興奮
だって！だって！
ほんとうにおもしろかった
私が悶々と一人で徹夜で描いた絵がね スチャチャチャって歩いてる
ふよふよしてる 絵と絵が重なったり ぶつかったりしながら
揺れ動いてる
それだけで感動して で！それが一歩 ギャラリーの外にでると すごい
魔法だ
撮影のあと ビデオ担当してくれたアーチストNickさんと喋ってたんだけど
普段美術館やギャラリーで絵をみるとき 絵が芸術で 人がそれを見る という構図だけど
絵が街に飛び出すと 見る人も うしろの景色も つまりは絵を含むこの世界全体が芸術みたいになって
新しく輝きだす！と言うこと
これは比喩とかコンセプトじゃなくて 実際に見たわたしたちが共通して思ったこと
これは魔法としか言いようがない
なにかあたらしく景色を変化させるのではなくて そこにあるものすべてに
光を当て直すという感覚
見慣れた緑の木が絵とのコントラストでぐっと濃さを増す
うっとおしい雨が きらきらひかる雨粒となって絵に滴る
道路に映る 影
コンクリートの建物の四角と 絵の四角がなじむ
大きな橋と 小さな絵
実際の榕樹と 私の絵の榕樹の重なり
人の表情
ぜんぶがくっきりはっきり 目に飛び込んできて
ここは懐かしの台湾でもなく 新しい外国でもなく ただの 世界
でもめちゃくちゃ綺麗で ひとつひとつが主張しながら調和していて
絵も 主役じゃなくて 脇役でもなくて ひとつの調和
ほんとうに嬉しい経験だった
言葉ではとても言い表せない 芸術がつないだ 経験だった
わたしは台湾に来て やっと 台湾の景色を いっこいっこ 光をあてながら
じっくりと本当に見て 理解して 自分の腑に落とすことができたと思う
思い出していたのが 台湾にくる前に 横浜の寿町でプロジェクトをしていたとき
ひとりのひとのために絵をあげる ということをしていて
その人が住む部屋（かなり個人的な空間 そして汚い）の壁に絵をかけた瞬間
部屋が光った 部屋の彩度があがったような気がした
その体験を 今度は街でやった というかんじだった
絵画には まわりにあるものを光らせる力があるみたい
なにもない白い壁に飾られる絵は 見る人の意識を 絵の奥へ奥へと持っていく
これはこれで とても素敵な体験
みればみるほど 奥へ奥へ
でもって たくさんのものがある外の世界に絵を置くと 絵は 四方八方にエネルギーを放つ 光を放つ
そして見る人の意識を 世界全体に広げることができるのかもしれない！
大きな希望を思う
思いながら まだまだこれから 改良 発見を重ねて 個人の努力 積み重ねよう
昨日はそんなこんなで 大興奮だった
歩く絵君 ほんとうにおつかれさま！
わたしがパレードについて考えていたいろいろなことを きちんと理解してがんばってくれた 見られる意識 見せる意識 ほんとうに俳優でしたね！
歩く絵君がその場にたたずんでいるだけで ほんとうにかっこいい
ぜんぶアー写みたいになる
目がカッとひらかれて 心も脳みそも変な物質が出るくらい開かれて
たくさん走ったりして疲れているけど 興奮さめやらぬ
と 夕方 イーちゃんやロベッタが TAVに車で行くから絵も乗っけていっしょに行こう
といって みなで車で帰る
目が光る〜 絵で狭くてごめんね
なぜみなTAVへ行くのか じつは毎週ヨガ教室がTAVで行われていて それに参加するためだそうだ
なんかこのありあまるエネルギーをいいかんじに沈めたいと思った私も飛び入りで参加することにした 初 ヨガ体験
最初はハーきもちいい というかんじだったんだけど 途中から汗もじわじわでてきて
えーこれは試練だ というようなポーズ
もうこれ以上まがらないよー と思ってるのにヨガの先生にぐーっと押されてヒー！となったりしつつも すごいねヨガ
終わった後 ほんと いつも滞っている部分のなにかが流れ出した ってかんじで体がかるくなったよ でも痛かった もうやりたくない
で 劇的な眠気がやってきて すぐ寝た 安眠快眠
いやー すごい一日でした！
0 件のコメント:
コメントを投稿