2012年4月15日日曜日

スタジオ天国 真理について

ひさしぶりに 無限カレーを食べた
午後 絵を描いた これは 個人的な絵 
かき出すと 急に落ち着いて もくもくとした時間が流れる
たまに読書もしたりして 日本にいるときみたい
スタジオが 自分の部屋みたい
居心地が良くて 一日中ひとり遊びしゃちゃいそう ああ天国 クローズマイマインド

しかし夕方 受付から電話があって 知り合いがきてますよ と言われ降りて行くと
はやまさん という日本人がきてた
はやまさんはTHAVでわたしの作品をみて 遊びにきてくれたみたい
はやまさんは 今台湾大学で数学の研究をしながら アート作品もつくっている
もうひとり はやまさんの知り合いで 東京から出張できている 山本さんという女の子とも会って 彼女は ファッションの会社の アート部門で働いていて
表参道にギャラリーがあるんだって ほへー
なんだかふいに 日本人ふたりに会って話して へんなかんじだった けど
3ヶ月の台湾生活で 自然と だれとでもおしゃべりできる術が身に付いていて
というか 変なこちらの構えがなくなっていて
談笑
はやまさんは 勝くんとともだち 同世代
世間はせまいっっ

しばし談笑して スタジオでもおはなしして
近所に 日本のZinなどのマニアックな雑誌を置いている本屋があるからいこう
と言われ 行ったらほんとうに近所で ふつうのアパートの一室で 台湾の女の子が
日本のみたことないような本や雑誌を丁寧に売っていた
下北沢みたいだった

自分ひとりではぜったい出会わない場所だったです ありがとう
そのあと 山本さんは 仕事の打ち上げでカラオケに行き
わたしとはやまさんは 台湾居酒屋に行った
アートのはなし 共通の人のはなし などしたが 一番おもしろかったのは
数学を語るはやまさんでした
この世界は 三次元
でも 数学の世界では5次元6次元がある
それは 人間の目ではみることのできない世界
自分のあたまの中だけで成立し 数値以外ではあらわすことのできない世界
でも 数値によってそれが証明されれば その世界は わたしたちのあたまに立ち現れる
そしてそれは 共通している
目にみえるものを表現の媒体として それを信じているものとして
見えない世界はとても不思議
でも それはたしかにある
数学のテストが10点とかだったわたしにとって 目がほそくなっちゃうようなはなしだったけど
なにか すごくおもしろかった
そして それを語るはやまさんが生き生きしていて面白かった
真理 という言葉を使っていて その あまり聞き慣れない言葉が 耳に残る
真理がどこにあるか それはたしかに 目にみえない 触れられないところだろうなあ
でも それはたしかに あるんだろうなあ
芸術も 人間や 目に見えるものを通じて 遠くとどきそうもない 真理に向かっているのかな

ホロ酔って 帰宅
絵が途中だけど 今日はもうねよーー
のんびり 咀嚼

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