朝 今回参加するTHAVでの展示のタイトルを決めた
英語では Let's play around the picture!
これを 日本語学科のボランチアー シャハンちゃんに翻訳してもらった
中国語では 在畫的周圍一起玩耍!
今回はほんとうに 絵の前でたくさんのひとと出会った
そして たくさんの人が この絵の前で交差して たくさんの人と 絵の前で遊んだ
しずしず描いていると 一人きて なんかくれて また一人だれかきて
その二人がしゃべりだして そこにまた次の人がきて…笑ってる
わたしは中国語幼児だから 内容ほぼわからないんだけど たのしそう てのはわかる
そんなとき 私は絵のなかに描いてある 榕樹の木(あこうの木)を想う
不思議なきもちで うまく説明できないんだけど
この絵が 樹そのものみたいで わたしはその樹にのぼって 樹のすきまから
樹の下でたのしくあそんでいるひとたちを見てる っていうきもちになる
この榕樹の木は 台湾にほんとうにたくさんある
日本では 沖縄や九州の一部にあるみたい 南国の樹
東京と似ている台北の街並で この榕樹が際立つ わたしにとってとても新鮮
今日 シャハンちゃんと喋っているとき そのはなしをしたら この樹にはいろんな怖いはなしなどのエピソードがあるよ と言われた
夜に榕樹の木にちかずくと首しめられる(この木には無数の根っこが垂れてる それが変
ひもがぶらさがってるのかと思った)とか
巨大な老婆に見える とか
台湾のひとにとって この樹はたぶん 日本の桜みたいに あたりまえの樹なんだと思う
だからこそ いろいろなエピソードがあるのね
それを 日本からきたわたしがみると 気になって仕方ない で 絵に成る
この樹を描こう と思ったときは そこまで深く考えない
けど 描きながら 暮らしながら 自然と絵の意味がわかっていく
大きな樹の下で 人が集うような 人と人が出会ったり たくさんのエピソードがそこで生まれたりするような そんな絵を描きたかったし そういう絵を描くことができたのかもしれない と思った
あいかわらず 描いている絵はいつもプールと人の絵なんだけど
この絵をみるとき 大きな樹を 榕樹の木と その下に集う人のイメージが 想像される
そこに 今回であったひとの顔や 出来事がダブルトリプル 何十にも重なって見える
一枚の平面の絵に 何層ものイメージが重なって 全部を同時にみることができる
思い出 というような一言では言い表せない具体的なイメージが ひとつにまとまって…
って とりとめない!!!
こういうことをブログで書いても おそらく伝わらない 見て欲しい それだけです
わたし自身は今日 なにもかも すごく納得しました 明日 絵は完成
完成したら変わってしまう絵との距離を惜しんで
明日は一日 この大きな樹(絵)の下で 過ごそうと思います
描いたり眺めたり みんなのこと考えたり これからのこと考えたり したいです
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