今朝も7時起き
最近 ああ〜 もうちょい寝たいな〜 という甘えが消えた
アラームが鳴ると さっと起きる
脳が働きマンになってる
今日も朝からやらねばならぬことをさくさくやったが お金は一円も稼いでいません
朝から何したか
私が台湾でひそかに流行らせて帰ろうともくろんでいる 歩く絵くん刺繍
台湾の人のファッションの中に はびこらせて帰るぜー!
今朝は ロベッターとエミリーのために 歩く絵くんをちくちく刺繍した
中学高校と家庭科の成績 2 だったし 昔から 雑 って言われて育ってきたけど
今は裁縫がけっこう好き
感触も良いし ヒートアップした頭が冷える ひとりでものをつくる時間は 良い
しかも だれかのためにつくる刺繍だから こもる
こういう だれかの なにかのためにつくる っていうことって よーくよく考えると
溢れてるよねえ
いちいち 丁寧にやっていきたい と思えるこんにち
ロベッタのRとにんじん!(本人の希望)
エミリーには 珈琲と林檎
さてさて そのあとは 昨日売り切れたカレーを また一から作り直しました
今日は夜 チョンヒーと一緒に カレーを食べる約束をしていたからです
チョンヒーとの時間のために カレーを つくる こもる
そのあとは 画材屋に行って 歩く絵くんのためのキャンバスを買った
キャンバス買うと きもちがピリリとする気がするー
そのあとは チョンヒーとドンと一緒に 作品をTHAVに持っていく
トラックにのせて 私とチョンヒーは一緒に地下鉄でTHAVへ
一ヶ月半毎日過ごしたギャラリーから 絵が消えた たくさんたまっていたみんなから教えてもらった中国語も ぜんぶ丁寧にはがして THAVへ
あっというまに 壁はもとどおり
でも ゼロに戻ったわけじゃない たぶんね
そしてTHAVについて ギャラリーをみて スタッフのロビンと一緒に なんやかや 打ち合わせ 今日は壁のインストールがまだで 作品を運んだだけで 終了
なんと明日から日本に帰ってしまうので 設置はロビンやボランチアーにおまかせすることになってしまった すみません… お土産かってくるね
平日でしかも月曜日はTHAVはお休みなので とても静か
ふつうの 住宅街 (景観はふつうじゃないけど)
アートの気配はない
タイのアーチストJiandyinが 住人ぽい雰囲気でおお〜い って家からでてきた
チョンヒーと二人でおじゃましま〜すって入ったら
ぜーんぜんTAVと違う!
TAVはもう ほぼホテルみたいなかんじなんだけど
THAVは ふつうの家 だし 生活感がむんむんするし へんなつくり
しばらく4人でしゃべっていると 突然外から罵声みたいな声が聞こえた
Jiandyinが あっ て言って ぜんぶの窓とドアのカギをクローズした
わたしも噂で聞いていた angry man.
彼は いつも怒ってる
アーチストが大嫌いで(何故なら住むのにお金を払っていないからだ)時に 外に置いてあるものを壊しちゃったりするらしい
しかし Jiandyin曰く いつもは 怒っているといっても 大丈夫なかんじなのだけど
今朝はなにかすごくおかしいと言っていた
先週の土日に ものすごくたくさんの観光客がTHAVに来て そのときから様子が変だ
と言っていた
今朝の10時ころ すべてのアーチストの部屋の窓とドアをドンドコ叩いてまわっていたのだそうだ そんな話をしていると
そこへドンが逃げ込んできて 今angry man は スタッフの部屋に怒鳴り込みにいっていると言っていた
今外にでないほうが良い といって 皆で肩をよせあってはなしをした
Jiandyin曰く 彼はすこしこころに障害がある という
たくさんのスタッフが アーチストが 彼と話そうと 試みたけれど うまくいかなかったらしい
わたしは TAVとTHAVの環境の違いがおもしろく たしかにすげー怒ってて怖いんだけど
そこでアーチストがひっそり話しているかんじに笑ってしまった
どうしたらangry manと 少しでもこころを通わせることができるんだろう?表現の力で それはできるのだろうか?
芸術をやっているひとだったら 彼の存在が 心のどこかにひっかかってしまうだろうと思う
どんだけ作品が成功して どんだけお金を手に入れて キャリアーを積んでも
心底アーチストを嫌っている人がいると 目の当たりにするんだ
彼のあたまがおかしかろうがなんだろうが それは今の事実
わたしは THAVにも 住んでみたい と思った
しばらくして 豪雨がやんだときみたいに 彼がいなくなって ドアを開けて外にでると
他の住人アーチストも 同じくドアから顔をのぞかせて いやいやいや〜 みたいな顔して笑ってた
うーん おもしろい
TAVではセキュリティもばっちりだし みな柔らかく優しくアートに理解のあるひとしか基本的にはいないからねえ
チョンヒーと二人 帰りがけそういう話した
アドベンチャーだった 今日は
そのあと チョンヒーが あんまり台北で遊んでない と言うので 夜市いっちゃう!?と言って わーい!って士林に一緒に行った
アラレちゃんとチョンヒーそっくり!!!
たのしかった〜〜
同世代のアーチストだし とてもたくさんはなしができた
こうやってアーチストインレジデンスで外国に住む というのは
見知らぬ人 土地の 日常にひょっこり入り込むこと
そこで日常を暮らすというのは アーチストという 非日常的な存在として 日常を暮らすということ
一見 住人のように
でも 異質な存在として
働く というよりは 生きる ということに近い 活動をすること
それが その土地の日常を生きる人に 埋もれがちな日常に 光を当て直すこと
動きを与えること
そういうようなことだと 思う
その状況を最高に楽しんでいるし 台湾の人と話すことはいつも面白い!
だけど こうやって 他のアーチストと話すとき とてもほっとする
違う国の人だろうが 会ってまもなくの人だろうが やっぱり はなしが易い
この台湾においては わたしもチョンヒーも 同じ存在だからかなあ
共通点は 表現をしてるってこと
今日の angry manの事件のときにおもしろい と思ったのが
多少の差はあれど みんなが 彼に対して すごく色々 思いを巡らせているということと
自分が弱い存在だと 理解していること
自分が ただの弱い個人だと知っていること
その上で 人のことを考えたり 表現の力を信じたりしているということ
みんなで話をしながら そのへんの思いが共通しているような気がした
アーチストインレジデンスは やっぱりおもしろい
こういうこと考えだすと長いので このへんでやめとこう
チョンヒーと士林行って そのあとスタジオでカレー食べて とてもたのしかったです
そういう 話です
明日朝はやい!!!東京に一時帰国!!!!!!!
なんか もうあたまんなかわけわからない!パンッパンですよ!
再見!我的Studio!!!!
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